最近、SNS映えがブームになっています。
実はそのブームには、心理的な原因が潜んでいます。
近年では、SNS映えに対する研究論文も発表されていて、
SNSを使っている人の心理的な背景なども、深く分析されています。
今回は、SNS映えがブームになった心理的な背景と、
具体的な研究論文を取り上げながら、
考察していきたいと思います^^
今回の記事が、SNSとの上手な付き合い方を考えるきっかけになり、
豊かな日常を過ごすことにつながれば幸いです^^
SNS映えがブームになった背景を心理学的に解説
SNS映えがブームになった理由は、インターネット上でのコミュニティサイトが、生活の一部になっている事が多いと思います。
少し前までは、現実のリアルな世界での交流しかありませんでしたが、
今では、インターネットでの交流も含めた社会が通常の時代になりました。
その背景から、SNSを使用する頻度が高くなり、
生活の一部に変化している社会的な背景があります。
また最近では、ユーチューバーなどの、
インターネット上での職業も増加の傾向があり、
職業などの生活スタイルの変化によっても、
SNSを利用する頻度が高まっています。
ユーチューバーは、ユーチューブでのチャンネル登録者数や、
閲覧してもらえる機会を増やすために、
SNS上でのアカウントを作成し、自分の事を知ってもらえるように、
情報発信も行っている事が多いです。
私自身も、気になる情報があれば、
検索エンジンで調べる事が多いですが、
時々、関連した情報が同時に画面に表示されており、
クリックしていくと、目についたSNSの情報などに、
自然とアクセスしている事も多いです。
社会の生活スタイルの変化が、
SNS映えのブームの始まりだと思います。
SNS映えを記した論文には興味深い考察あり!?
近年の研究でSNS映えを記した論文が公開されています。
急速な社会変化に伴った心の変化の中で、
いいねボタンの数や、シェアや拡散されることを希望する心の背景に、
人間の満たされない心の欲求が表現されているという論文もあります。
自分の価値を認められる居場所を探す心理により、
スマホの画面を常に見つめている状態になり、
スマホ依存の原因にもつながるのではないかという研究結果もあります。
またインスタなどのSNS映えによって、
食品ロスの増加の要因にもなっているという研究結果もあります。
インスタなどにアップする料理の写真を撮影するために注文した料理は、
食べ残す傾向が高いという研究結果が出ています。
目的がSNS映えの写真の撮影なので、食べる事が中心ではない事が、
食品ロスにも、大きく影響している可能性があるのだと思います。
インターネットでの情報の発信と、日常生活での食品ロスなどの、
現実的な環境問題とのバランスを保つことも、
とても大切だと考えさせられる研究結果ですね。
研究論文は、発表されている論文がまだまだ少ないですが、
上記の研究論文で、SNS映えと人間の心理は、
とても密接な関わりがあるのだと思います。
これから研究がもっと進んでいくと、
より深いデータも公開されると思うので、
今後の研究論文にも注目しましょう^^
あとがき
便利な日常を送ることができる中で、
現実の世界とのバランス感覚を忘れずに、過ごす事が大切だと思います。
反対にバランス感覚を保っていれば、SNSを通して、
有益な情報を共有する事もできると思います。
コロナ禍の影響で、人とのつながりが難しい状況ですが、
より豊かに過ごせる社会になるために、
情報発信などのSNSを有効活用していきましょう^^
※参照元
・いいねボタンや、スマホ依存に関する研究論文のURL
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/rrie/1/0/1_18/_article/-char/ja/)
・食品ロスに対する研究論文のURL
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmcwm/29/0/29_105/_article/-char/ja/)