野菜は、健康のために欠かせない食材の1つです。
しかし、バランスの良い食事をとるにも季節により
いつでも摂取できる食材ではありません。
今、初心者にでも手軽に行える「リボベジ」が話題になっています。
庭があるご家庭だと、手間をかけて
土いじりからしっかり手入れをすることが好きな方は
家庭菜園で野菜を育てるという方法があります。
しかし、土で栽培するにも慣れた人でないと失敗する可能性があります。
そこで簡単に野菜を育てられるのが「リボベジ」です。
「リボベジ」とは、リボーンベジタブルの略で再生野菜のことを言います。
料理に使用した普段なら捨ててしまう野菜の根やヘタなど残り部分を活用栽培することで、食費の節約につながるメリットにあります。
また、他にもメリットがあり、野菜の実の部分ではなく、
葉の部分を育てていくため、栄養素を残したまま収穫できます。
野菜の種類によっては、おしゃれなグラスやお皿を使用することによっておしゃれにインテリアとしても楽しめます。
「リボベジ」は、自然的にも家庭的にもエコな取り組みなのに、
室内で育てられる手軽さと手間がかからなく簡単に始められるのが最大に魅力です。
また、マンションやアパートなど庭がない方や家庭菜園などが
苦手な方などにも可能であり、
土や肥料の必要がなく日光と水があれば十分で手軽です。
また、日々野菜の成長を見ることができるので、
野菜を育ててていること自体も楽しく感じます。
誰でもわかるリボベジやり方の取説
まず、リボベジをする上での基本的な育て方があります。
この6項目をまず念頭に入れておきましょう。
1. 直射日光が当たらずに日当たりの良い場所に置いて育てましょう。
2. 野菜全体が水浸しにならないように、少量の水を浸す。
3. 必ず水は1日1回取り換えましょう。
4. 容器が汚れていたら綺麗に洗いましょう。
5. 野菜や容器からカビや異臭が発生したらすぐに捨てましょう。
6. 再生は何度もではなく、1~2度に留めましょう。
特に、最後の1~2度に留めるのは大事です。
再生野菜と言われているので、
エンドレスに野菜ができると思い込んでしまいますが、
2回以上行うと成長も遅く量もそこまで収穫できません。
そのため、2回を限度にしましょう。
リボベジの代名詞的存在なのが豆苗です。
エンドウ豆の若葉で、水耕栽培によって育てられることが多い野菜になります。
そのため、天候に左右されにくいのと低価格で購入できるため、初心者にはおすすめです。
また、豆苗はシャキシャキした歯ごたえがあり、炒めても、茹でてもいろんな方法で食べれる多様な野菜です。
そんな豆苗のリボベジは、豆と根っこがついたままの状態にします。
豆の部分には栄養がたっぷりあるので、そこを切り落とさないように注意しましょう。
そして、浅く水を張ったタッパーなどの容器に立たせ、
日当たりのいい窓際などに置くだけで完了です。
リボベジのプランター栽培で本格ガーデニングを楽しもう!
プランター栽培では、再生野菜と違い管理がとても楽なメリットがあります。
プランターごとにそれぞれの野菜にあった土づくりや水やりが
できる他の置き場所も特性に合わせて変える為、食べたい時に簡単に収穫ができます。
ただし、デメリットもあります。
畑と違い規模が限られているため、それぞれの特性や
多く成長過程も考慮しなくてはなりません。
小さい容器に入れていたが、成長していくと大きくなりすぎて
野菜を痛めてしまう可能性もありますので、そこも踏まえて行う必要性があります。
あとがき
リボベジでは、自分で育てて、自分で収穫して、自分で調理をする経験ができます。
そういった経験を子どもも一緒に体験できると好奇心も引き出されます。
また日に日に成長する様子を観察することで大人も子どもも野菜克服のきっかけになります。